気づいたら1年以上デッキのレシピを上げずに最近神アートにキレてるお気持ちブログになってしまっているので、久々にクソデッキの話をします。
突然ですがみなさんカウンターヒャックメーというデッキをご存知でしょうか
《霊騎秘宝ヒャックメー》
このカードの効果で手札から捨てられた時に効果を発動するクリーチャー 通称マッドネス持ちを捨てる事でいきなり打点を形成するカウンターデッキです。
有名なマッドネス持ちクリーチャー
このデッキタイプはマッドネスのテキストが変わった後は強化が少なかったですが《シーラ・カンフー》というカードがとてつもない強化をもたらしてくれました。
相手ターンの終わりに自分の手札を全て捨てるデメリット持ちのクリーチャーで、ヒャックメーによく似た効果をしています。
ビビッドローを使えば3マナで出せる上にパワーも6000あるので優秀でしたが、バウンス効果とマッハファイターを持った熱血の物語からの革命チェンジによって即除去されるようになってしまいました。
除去耐性がないのでデッドダムドなどを乗せられても退かされてしまいます。
カウンターヒャックメーの強化は一時の夢だったのでしょうか?
時は流れデュエルマスターズが最強の除去耐性ジャスト・ダイバーを作り出しました。
次のターン選ばれず、攻撃されないというまさに理想の効果 これをカンフーが持ってくれたら、そう思っていたところ天の恵みにより素晴らしいカードを頂きました。
それがこの《完全神核トリノ・アトム》です。
ジャストダイバーを持ち、相手ターンに自分の手札を全て捨てることが出来る理想のカードです。
早速カンフーと別れ、このカードでデッキを組む事としました。
最初のリスト
お気付きの方もいるかと思いますが、バチクソに弱いです。 本当に弱い マナに置いても意味のないカードを6枚も採用してそれらを手札に抱えながら別の3色カードをプレイする。これは欠陥以外のナニモノでもありません。
今時小学生でもこのようなデッキを組むことはしませんよ? サイチェンの火文明という部分が本当に弱いのです。これがアナカラーのどれかであればまだ救いようはあったのですが。
こんなんじゃあデッキにならないよ
火文明であるのがあまりに弱いため他になにか強い火のカードを入れれば良いのでは?と思いSトリガーにもなり、出せる範囲がまあまあ強いバサラホールを採用しました。
そうしてこのリストとなりました。
結論はカスです。 デドダムがいないとSTの条件を達成しないのでなんの意味もありませんし、結局これを手札から打つにはサイチェンを捨てなあかんので意味がなく、まだミカドホール打つか攻撃強制カード使う方が強いです。
そうこうして周りに何十試合と付き合わせた試行錯誤の末、火文明は絶対に抜いた方が良い事とトリノアトムの場持ちが非常に良いというのは分かりました。 その為長年付き合っていたサイチェン・ピッピーと別れトリノアトムのポテンシャルを伸ばす方向にシフトさせる事となりました。
お気に入りがデッキから抜けた瞬間です。
トリノアトムを活かすといったものの余った枠で何をすれば良いのでしょうか。 バイケンとラフルルの相性は良いですが、手札を全て捨ててしまう為抱えておけないという欠点もあります。
そこで墓地に落ちても美味しいカードをもっと使う事になりました。 初期リストにもあった《絶望と反魂と滅殺の決断》のようなカードですね
そこで思いついたのがフシギバースとムゲンクライムです。 互いに墓地から蘇生が出来、ムゲンクライムは序盤に出したデドダムやジルコンも種として使えます。
問題はフシギバースでした。
強力なカードは10を超える高コストばかり
デドダムは3マナですし、バイケンでも6
トリノを出した次に5マナ 良くて6マナだとして12までしかろくに使えません。
フシギバースは13に《ブラキオ龍樹》
14に《大樹王 ギガンディダノス》
と二大強力クリーチャーがいる為ここまで出せないと入れる意味がありません。
こんな時サイチェンからガイアール・カイザーを出せれば、そんなことも考えました。
ですがそれでは振り出しに戻るだけです。
いっそムゲンクライムだけでいこうかと思っていたところ最強のカードが降ってきました。
《緑神龍アーク・デラセルナ》
旧マッドネス持ちであり、尚且つ自然文明で脅威のコスト8
こいつならアトムを出した次のターンの5マナでも13のフシギバースに繋ぐことが出来ます。
こいつによりデッキの中身が8割完成しました。
最強のデドダムジルコンでデッキを掘ってアトムに繋ぎ、手札を捨てる時マッドネスを場に出して返のターンに墓地から使えるカードを場に合わせて使うデッキになりました。
最終的なリストがこちら
入ってるカードの説明を少しだけ
《完全神核トリノ・アトム》
名前の通りこのデッキの核
相手ターンに手札を全て投げ捨てる事が出来、こいつでマッドネスを起動させるのが仕事です。
《斬隠蒼頭龍 バイケン》
《緑神龍アーク・デラセルナ》
マッドネスドラゴン2種
最低限2打点で殴る事もできるのが偉いです。
《ブラキオ龍樹》
《大樹王 ギガンディダノス》
大型フシギバース 採用枚数は少ないですが、デドダムやジルコン等でデッキを掘って気合いで出します。
《時の法皇 ミラダンテⅫ》
《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》
バイケンからチェンジするロックカード
適当に出して相手ターンにもう一度バイケンを捨ててここをバウンスする事で無限に出せます。
ミラダンテはもしバイケン着地前で手札に来たら即マナゾーンに置いてもらって大丈夫です。
《∞龍 ゲンムエンペラー》
ムゲンクライムで出すカードその1
こっちのダークネスやアトムが使えなくなりますが、こっちが圧倒的優位に立てる時だけ出すので問題ありません。
《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》
ムゲンクライムで出すカードその2
このデッキにおける救世主のようなカードでトリノアトムを引けなかった時でも下の呪文で出したGRクリーチャーとジルコンデドダムで打点を形成する事が可能です。
こいつのいるといないのでは雲泥の差です。
GRクリーチャー
《ブレイン・テンタクル》
龍・獄・殺で出ると嬉しいカード
序盤に出せるとブロッカーになって手札入れ替えが出来るので凄く便利です。
《凶器000号 ゼロヴォイド》
《暗黒の騎士ザガーンGR》
コスト5以上のコマンドGR2種
こいつらがアトムいない時の打点形成として非常に頼もしいです。
《全能ゼンノー》
枠余ったのでとりあえず入れてるカード
出て弱いことはないので
《クリスマⅢ》
アトムの全ハンデスにより手札に抱えておけないミラダンテやラフラブをマナジーンに逃して、回収するためのパーツです。
《回収TE-10》
捨てたラフラブを呪文参照で回収するためのカード
自壊しないので2回目のクライム用に使う事も可能です。
超次元ゾーン
《蒼き覚醒 ドギラゴンX》
バイケンをメインデッキ外からTB/13000に変えれる超優秀クリーチャー
《時空の禁断レッドゾーンX》
ヴォイドとザガーンの上に重ねられるカード
シンプルに強いので何も言うことがなく凄く優秀です。
《超時空ストームG・XX》
運良くレッドゾーンXを場に2体出せた時やBSRになった後でドギラゴンXを出した時などに重ねられます。その時以外出ません
《ガイアール・カイザー》
ストームのATで飲み出せるカード
このデッキが元はサイチェンを出すべきデッキだった時の名残で御守りカード
パワードにSAを付与させる仕事があります。
《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》
《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》
ストームから出す最強コンビ パワードにヤヌスのスピードアタッカーを付与させる王道コンボ
今回はデッキの没案とその理由まで一部載せようと軽い気持ちで書いたらTwitterによくある変な有料noteみたいな長さになってしまいました。
慣れない事はするものではないですね。
長くなりすぎるのでこれまでにします。